アーティストになるために重要な3つのポイント。

アーティストにになるため

アート活動だけで毎日過ごすという夢のような生活をうらやましいと思うあなたには

とても役立つ情報があります。

今の世の中、昔と大きく変わって「公募展で賞を取らなくては画家になれない」とか

「美大卒でないと相手にされない」「絵がうまくないと売れるわけない」

とか昔の常識に縛られている場合ではありません。

誰でも工夫次第でアート作品を売ったり買ったり、アートで収入を得ることができる時代になっています。

ほんとに誰でもです。私が30年でたどり着いた3つのポイントは

1.表現する力 2.集客 3.継続  です。

1.表現する力はごく普通のことで画家であれば画力です。自分が作品を生み出すことですが、私はその人だけしか作れない唯一無二の力だと思っています。この力をどんどん発揮して、楽しくやりたいものです。

2.集客はアートで生活するためには欠かせないことです。たくさんの人に知ってもらえることによって作品が売れたり注文が来たりもします。ですが営業マンではないので普通は苦手です。今の情報化の時代だからこそできることがあります。

3.継続とは何で継続かと言うと、続けるなんて当然のことだと思うかもしれませんが、一番大事な事だと思います。昔の話を聞いてください.

私にも一度だけ会社員時代がありました。イラストを描く会社でしたが、そこには絵を描きたい、絵を仕事にしたいという人ばかりが集まってきていて、その中で歳も近く仲の良かったK先輩がいました。

Kさんは地方出身で高校卒業後、東京に出てきて就職するも、仕事内容がやりたいことと違っていて、心機一転、専門学校に入学するためのお金をためることに専念しその会社を退職。

美術系専門学校に入学、バイトと授業の生活を送り、卒業してイラストの会社に就職しました。

Kさんの夢がかなった瞬間です。

Kさんが就職して2年後ぐらいに私が入社して知り合いました。新人の私は遅くまで仕事しているKさんの仕事ぶりを眺めて、専門学校へ行きながらの引越のバイトは眠気との戦いで凄まじく辛かった、などの話を聞いてのんびりしているように見えるKさんですが

「絶対、絵で食っていく」というとてつもないパワーがあって今の時点にたどり着いたスゴい人でした。この根性があればなんでもできると私もずいぶん元気をいただきました。

Kさんの仕事ぶりはというと当時は建物を描くことが多かったのですが、ポスターカラーを使ってイラストを仕上げるのがほとんどですがでざらざらの水彩紙の上に溝引き定規にガラス棒と筆で精密画のような絵を描くこともできます。Kさんは会社で一番のシャーブな線はまるで針で描いたような絵を描く人でした。情熱も技術も完全に及ばない私でした。

数年立って私も先輩も独立しました。あれだけ苦労してつかみ取った絵の仕事ですがKさんは、やめてしまいました。時代が変わっていろいろ要因があると思います。

情熱が冷めてしまったんだと思います。人の心はわからないものです。

気持ちが無くなってしまったのなら別の道を選択したほうが良いかもしれません。プロ野球の選手も引退すると思えば、アートが職業と思えば、第二の人生も良いです。

私はしがみついて生きています。私の考えるアーティストって引退はないのです。職業というか人間の種類に近いかもしれません。

人生ピンチのときだって必ずあります。そこを乗り越えて長く続けることは特殊な才能だと思います。

三番めの継続とは、 ただ続けるだけでいいのです。

続ければおのずといろいろ考えますから。

以上、私なりの3つのポイントでした。

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